○議長(
中野良雄) 以上で、
厚生常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、
予算決算常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 以上で、
予算決算常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これで各
委員長報告に対する質疑を終わります。 これから討論を行いますが、討論の
発言通告はありません。 これで討論を終わります。 議案第65号から議案第76号までの12件、及び議案第89号から議案第94号までの6件の計18件を一括して、採決します。 議案第65号から議案第76号までの12件、及び議案第89号から議案第94号までの6件の計18件に対する各
委員長の報告は、いずれも
原案可決です。 お諮りします。 議案第65号から議案第76号までの12件、及び議案第89号から議案第94号までの6件の計18件は、いずれも各
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、議案第65号から議案第76号までの12件、及び議案第89号から議案第94号までの6件の計18件については、いずれも各
委員長の報告のとおり可決されました。
△日程第19 議案第77号から日程第30 議案第88号までの12件
○議長(
中野良雄) 日程第19 議案第77号 平成22年度西海市
一般会計決算認定についてから日程第30 議案第88号 平成22年度
西海市立病院事業会計決算認定についてまでの12件を一括して議題とします。 各
委員長の報告を求めます。 はじめに、
総務文教常任委員長の報告を求めます。 〔「議長」の声あり〕
○議長(
中野良雄)
田川正毅総務文教常任委員長。
◆
総務文教常任委員長(
中野良雄) 〔登壇〕 それでは
総務文教常任委員会報告を行います。
総務文教常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第101条の規定により報告します。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告します。 議案第83号 平成22年度西海市
交通船特別会計決算認定について 認定 以上でございます。
○議長(
中野良雄) 以上で、
総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、
産業建設常任委員長の報告を求めます。 〔「議長」の声あり〕
○議長(
中野良雄)
井田利定産業建設常任委員長。
◆
産業建設常任委員長(
井田利定) 〔登壇〕
産業建設常任委員会に付託された事件の
審査報告を行います。
産業建設常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第101条の規定により報告します。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告します。 議案第80号 平成22年度西海市
簡易水道事業特別会計決算認定について 認定 議案第82号 平成22年度西海市
下水道事業特別会計決算認定について 認定 議案第86号 平成22年度西海市
水道事業会計決算認定について 認定 議案第87号 平成22年度西海市
工業用水道事業会計決算認定について 認定 以上でございます。
○議長(
中野良雄) 以上で、
産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、
厚生常任委員長の報告を求めます。 〔「議長」の声あり〕
○議長(
中野良雄)
杉澤泰彦厚生常任委員長。
◆
厚生常任委員長(
杉澤泰彦) 〔登壇〕
厚生常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第101条の規定により報告します。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告します。 議案第78号 平成22年度西海市
国民健康保険特別会計決算認定について 認定 議案第79号 平成22年度西海市
後期高齢者医療特別会計決算認定について 認定 議案第81号 平成22年度西海市
老人保健特別会計決算認定について 認定 議案第84号 平成22年度西海市特別養護老人ホーム大崎やすらぎ
荘特別会計決算認定について 認定 議案第85号 平成22年度西海市
介護保険特別会計決算認定について 認定 議案第88号 平成22年度
西海市立病院事業会計決算認定について 認定 以上でございます。 この中で議案第84号 平成22年度西海市特別養護老人ホーム大崎やすらぎ
荘特別会計決算認定についてでございますが、決算とは直接関係ないんですが、現在建設されている
老人福祉施設につきまして、国の
制度改正がありまして、当初計画の多床型をユニット型に変更せざるを得ないような形になったという
理事者の説明がございました。これに対し、議会では低
所得者のために多床室というような形で論議したわけでございますが、低
所得者対策はどのようになるのかというような質疑がありましたが、
福医会におきましても、低
所得者に今後負担がかからないように対応するという答弁があったところでございます。 また、このような
計画変更については、今後議会にも随時報告するように申し入れをしたところでございます。 次に議案第88号 平成22年度
西海市立病院事業会計決算認定についてでございますが、6月30日現在におきまして、
個人未収金が16件、計58万3,403円ということでございました。それから新
病院建設後の跡地についての質疑があったんですが、病院については平成24年度に取り壊しにかかりたい。また、やすらぎ荘については25年度以降になるという答弁でありました。 なお、
三井松島のほうからは、土地を早く返していただきたいという
申し出があっているということであります。 また、民間移譲したとはいえ、しばらくの間は
地域医療施設として市が
指導的立場に立って市の方針を十分伝えていくべきではないかという意見も出ております。 以上でございます。
○議長(
中野良雄) 以上で、
厚生常任委員長の報告を終わります。 次に、
予算決算常任委員長の報告を求めます。 〔「議長」の声あり〕
○議長(
中野良雄)
岩本利雄予算決算常任委員長。
◆
予算決算常任委員長(
岩本利雄) 〔登壇〕
委員会報告をいたします。
予算決算常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第101条の規定により報告します。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告します。 議案第77号 平成22年度西海市
一般会計決算認定について 認定 以上でございます。
○議長(
中野良雄) 以上で、
予算決算常任委員長の報告を終わります これで各
委員長の報告を終わります。 これから各
委員長報告に対する質疑を行います。 はじめに、
総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 以上で、
総務文教常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、
産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 以上で、
産業建設常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、
厚生常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 以上で、
厚生常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、
予算決算常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 以上で、
予算決算常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これで各
委員長報告に対する質疑を終わります。 これから討論を行いますが、討論の
発言通告はありません。 これで討論を終わります。 議案第77号から議案第88号までの12件を一括して、採決します。 議案第77号から議案第88号までの12件に対する各
委員長の報告は、いずれも認定とするものです。 お諮りします。 議案第77号から議案第88号までの12件の決算は、いずれも各
委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、議案第77号から議案第88号までの12件については、いずれも認定することに決定しました。
△日程第31 請願第3号
○議長(
中野良雄) 日程第31 請願第3号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する
意見書採択の請願を議題とします。
厚生常任委員長の報告を求めます。
杉澤泰彦厚生常任委員長。
◆
厚生常任委員長(
杉澤泰彦) 〔登壇〕
厚生常任委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、
会議規則第134条の規定により報告します。 受理番号 請願第3号 付託年月日 平成23年9月2日 件名 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する
意見書採択の請願 審査の結果 採択
委員会の意見 願意は妥当であるので採択とする。 以上でございます。
○議長(
中野良雄)
厚生常任委員長の報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで討論を終わります。 これから、請願第3号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する
意見書採択の請願を採決します。 この請願に対する
委員長の報告は、採択です。 お諮りします。 この請願は、
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、請願第3号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する
意見書採択の請願は、
委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 ここでしばらく休憩します。 午前10時32分 休憩 午前10時33分 再開
○議長(
中野良雄) 休憩前に引き続き会議を開きます。
杉澤泰彦厚生常任委員長から、発委第5号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書の提出がありました。 これを日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、直ちに議題にしたいと思います。 御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 発委第5号を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定しました。
△追加日程第1 発委第5号
○議長(
中野良雄) 追加日程第1 発委第5号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書を議題とします。 本案について趣旨説明を求めます。
杉澤泰彦厚生常任委員長。
◆
厚生常任委員長(
杉澤泰彦) 〔登壇〕 趣旨説明につきましては、意見書朗読をもって代えさせていただきます。 わが国のB型・C型肝炎感染者・患者は350万人に上り、その大半は、血液製剤の投与、輸血、集団予防接種における医療行為による感染である。 ウイルス性肝炎は慢性肝炎から高い確率で肝硬変・肝臓がんに進行する重篤な病気であるにもかかわらず、肝炎患者の大半はインターフェロン治療の助成以外は何の救済策もないまま、毎日120人ほどの患者が命を奪われている。また、感染そのものに気付かず、病状が進行している人も少なくない。 このような中、平成20年1月に肝炎患者のうち、フィブリノゲンなど特定血液製剤を投与して感染したことがカルテなどで証明できた薬害C型肝炎被害者にのみ、裁判手続きを経て国が給付金を支払う「薬害肝炎救済特別措置法(以下「救済特措法」)」が制定された。 しかし、C型肝炎患者の多くは、感染してから長い年月を経て発症し、ほとんどの患者はカルテ等による血液製剤投与の証明が難しく、救済特措法による対象から除外されている。救済特措法制定の際の附帯決議にあるように、①手術記録、母子手帳等の書面、②医師等の投与事実の証明、③本人・家族等による証言によって、特定血液製剤による感染の可能性のある患者は薬害肝炎被害者として認め、救済特措法を広く適用する枠組を新たに構築する必要がある。 また、集団予防接種によるB型肝炎感染被害では、最高裁において国の責任が確定し、和解が進められているが、大半は母親がB型肝炎でないことの証明ができず、集団予防接種の裁判で救済される患者はごく少数に限られる。 注射針や輸血が原因のC型肝炎患者、集団予防接種の証明ができないB型肝炎患者は裁判の救済の対象外とされ、同じ被害に苦しむB型・C型肝炎患者の9割以上には、何ら救済策が講じられていない。 以上のようなB型・C型肝炎感染の経緯を踏まえて、肝炎患者の救済及び肝炎対策を国及び地方の責務と定めた「肝炎対策基本法」が平成21年11月に制定されたが、これはあくまでも理念をうたった法律であり、国の肝炎対策基本指針の策定、必要な個別法の制定、予算措置がなければ、実質的な患者の救済は進展しない。 よって、国会及び政府においては、これらの患者を救済するため、下記の事項について速やかに必要な措置を行うよう強く要望する。 記1 肝炎対策基本法をもとに、患者救済に必要な法整備、予算化をすすめ、全患者の救済策を実行すること。2 「救済特措法」による救済の枠組みを広げ、カルテ以外の記録、医師らの証明、患者・遺族の記憶・証言などをもとに特定血液製剤使用可能性のあるC型肝炎患者を救済すること。3 集団予防接種が原因とされるB型肝炎患者の救済策を講じること。4 肝庇護薬、検査費用、通院費への助成をはじめ、肝炎治療費への支援、生活保障を行うこと。肝炎対策基本法が定めた肝硬変・肝臓がん患者への支援策を進めること。5 ウイルス性肝炎の治療体制・治療環境の整備、治療薬・治療法の開発促進、治験の迅速化などをはかること。6 医原病である
ウイルス性肝炎患者に一時金もしくは健康管理手当などを支給する法制度を確立すること。7 肝炎ウイルスの未検査者、ウイルス陽性者の未治療者の実態を調査し、早期発見・早期治療につなげる施策を講じるとともに、ウイルス性肝炎への偏見差別の解消、薬害の根絶をはかること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 長崎県西海市議会 よろしくお願いいたします。
○議長(
中野良雄) 趣旨説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで質疑を終わります。 本案は、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会に付託いたしません。 次に討論を行います。 討論は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで討論を終わります。 これから、発委第5号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、発委第5号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書は、原案のとおり可決されました。 なお、意見書につきましては、国会及び関係行政庁に西海市議会の名をもって提出いたしますので、御了承ください。
△日程第32 発議第2号
○議長(
中野良雄) 日程第32 発議第2号 「
離島振興法」の改正・延長を求める意見書を議題とします。 本案について趣旨説明を求めます。
○議長(
中野良雄)
田川正毅議員。
◆4番(
田川正毅) 〔登壇〕 発議第2号 平成23年9月22日
西海市議会議長 中野良雄様 提出者 西海市議会議員
田川正毅 賛成者 西海市議会議員
井田利定 賛成者 西海市議会議員
杉澤泰彦 「
離島振興法」の改正・延長を求める意見書 上記の議案を、別紙のとおり
会議規則第14条の規定により提出いたします。 趣旨説明につきましては、意見書朗読をもって代えさせていただきます。 「
離島振興法」の改正・延長を求める意見書 昭和28年の
離島振興法制定以後、全国の離島において離島振興事業が積極的に進められ、離島の生活条件が大いに改善し、産業基盤も着実に整備されてきたところである。 しかしながら、高齢化の進行、割高な流通・生活コスト、航路及び航空路の廃止・減便、医療従事者の不足等、離島をとりまく環境は依然として厳しい状態が続いている。 また、外海離島のように、国境を接している自治体は、領域や海洋資源、海岸漂着物等の大きな問題を抱え、周辺諸国との難しい国際関係に直面している。 よって、国は離島の国家的・国民的な役割を十分認識し、離島自治体が自主・自立性を発揮して離島振興を進めることができるよう、離島振興対策の見直しを図る必要がある。 特に、下記事項の実現を強く要望する。 記 1 総合的な離島振興策を強力に推進するため、「
離島振興法」を改正・延長すること。 2 国庫補助負担金の一括交付金化にあたっては、離島への補助金・交付金等は、一括交付金の対象から除外し、国の責任において必要な額を確保すること。 3 離島地域等を結ぶ旅客定期航路は、地域住民にとって唯一の交通手段であり、また地域経済において重要な役割を担っている。まさに「海の国道」というものであり、更なる財政支援措置の拡充と十分な財源確保等に努めること。 4 平成23年度に実施された「離島ガソリン流通コスト支援事業」については、暫定的予算措置であるため、税制改正により、恒久的な措置を実現すること。 5 離島医療の深刻な事情に鑑み、総合医の養成・確保を早急に行う対策を講じるとともに、ドクターヘリ等緊急輸送体制の整備を積極的に進めること。 6 離島へき地教育を充実するため、学校統合に伴う遠距離通学及び寄宿舎管理運営に係る財政措置を充実すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 長崎県西海市議会
○議長(
中野良雄) 趣旨説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで質疑を終わります。 お諮りします。 発議第2号は、
会議規則第37条第3項の規定によって、
委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、発議第2号について、
委員会の付託を省略することは、可決されました。
委員会の付託を省略します。 これから討論を行います。 討論は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで討論を終わります。 これから発議第2号 「
離島振興法」の改正・延長を求める意見書を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、発議第2号 「
離島振興法」の改正・延長を求める意見書は、原案のとおり可決されました。 なお、意見書につきましては、関係行政庁に西海市議会の名をもって提出いたしますので、御了承ください。
△日程第33 発議第3号
○議長(
中野良雄) 日程第33 発議第3号
高齢者の
交通事故防止に関する決議を議題とします。 本案について趣旨説明を求めます。
田川正毅議員。
◆4番(
田川正毅) 〔登壇〕 発議第3号 平成23年9月22日
西海市議会議長 中野良雄様 提出者 西海市議会議員
田川正毅 賛成者
井田利定 賛成者 西海市議会議員
杉澤泰彦 高齢者の
交通事故防止に関する決議 上記の議案を、別紙のとおり
会議規則第14条の規定により提出します。 趣旨説明につきましては、決議朗読をもって代えさせていただきます。
高齢者の
交通事故防止に関する決議 交通事故のない安全で住みよいまちをつくることは、私たち西海市民の願いである。 しかしながら、本年上半期における長崎県下の交通事故発生状況を見ると、関係機関・団体の懸命の努力にもかかわらず、多くの方が交通事故の犠牲者となり、その内全死者数の約6割を
高齢者が占めるなど、非常に厳しい情勢となっている。 西海市においても、過去3年間の交通死亡事故3件のうち2件が、
高齢者が犠牲となった死亡事故であり、今年になってからも
高齢者による加害及び被害の交通事故が後を絶たず、中には重大事故に発展するおそれのある交通事故も見られる。 また、西海市の全人口に占める65歳以上の
高齢者の割合は3割を超え、他の市町と比較すると高率で推移しており、
高齢者の
交通事故防止対策を効果的に推進し、
高齢者に優しい交通環境の構築を図ることが、喫緊の課題となっている。 よって、本市議会は、交通事故のない安全なまち「健康の里 さいかい」を実現するために、警察や関係機関・団体と連携し、市民と一体となって
高齢者の
交通事故防止活動を積極的に推進する。 一、人命尊重の精神に基づき、交通ルールの遵守と、思いやりとゆずり合いの心を大切にし、安全運転に努める。 一、地域の各種会合等、多くの市民及び
高齢者が集う場所において、
高齢者交通事故防止に関する啓発活動を行う。 一、正しい歩行を励行するとともに、高齢歩行者などの交通弱者の保護に努める。 一、高齢運転者の交通安全意識の向上を図る。 一、
高齢者に優しく、安心して暮らせる交通社会づくりを目指す。 以上、決議する。 西海市議会
○議長(
中野良雄) 趣旨説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで質疑を終わります。 お諮りします。 発議第3号は、
会議規則第37条第3項の規定によって、
委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、発議第3号について、
委員会の付託を省略することは、可決されました。
委員会の付託を省略します。 これから討論を行います。 討論は、ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) これで討論を終わります。 これから発議第3号
高齢者の
交通事故防止に関する決議を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、発議第3号
高齢者の
交通事故防止に関する決議は、原案のとおり可決されました。
△日程第34
LCAC等基地対策調査特別委員会に付託中の
LCAC等基地対策に関する調査について
委員会の
中間報告
○議長(
中野良雄) 日程第34
LCAC等基地対策調査特別委員会に付託中の
LCAC等基地対策に関する調査について
委員会の
中間報告を議題とします。
LCAC等基地対策調査特別委員会から
LCAC等基地対策に関する調査について、
中間報告をしたいとの
申し出があります。 お諮りします。 本件は、
申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。 御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、
LCAC等基地対策調査特別委員会の
中間報告を受けることに決定しました。
LCAC等基地対策調査特別
委員長の発言を許可します。 〔「議長」の声あり〕
○議長(
中野良雄)
佐嘉田敏雄LCAC等基地対策調査特別
委員長。
◆
LCAC等基地対策調査特別
委員長(
佐嘉田敏雄) 〔登壇〕
LCAC等基地対策調査特別委員会に付託された事件について、
中間報告します。 調査の経過については、配布しております
報告書のとおりです。
報告書の2ページ、調査の概要、意見について報告をいたします。 3.調査の概要 LCAC施設建設の進捗状況については、洗機場、試運転場、格納庫、管理棟等々の工事は順調に進んでおり、平成24年3月末には予定通り工事が完成する状態で推移をしとります。 LCAC施設の運用については、施設の米軍への引き渡し終了後、運用するための機材、機器を入れ込むのに半年以上かかる見通しで、運用時期ははっきりとわかる段階ではありません。 雇用対策について、九州防衛局は地域住民(市民)の採用に関して地元の要望を米軍に伝えるとのことである。現在、横瀬貯油所で働いている日本人従業員は6月末時点で26人である。佐世保地区全体の日本人従業員は約1,600人で、その内、西海市民は6月末時点で23人となっている。 米軍基地従業員の採用は、駐留軍等労働者労務管理機構を通じて、ハローワークで募集を行い、米軍が書類審査、面接をし、米軍が従業員を選び、その後、採用決定書類が佐世保防衛事務所に回った後、決裁を取り、採用することになっております。 佐世保市基地政策局によると、独立行政法人の駐留軍等労働者労務管理機構佐世保支部から市に募集案内などは来ており、市民から問い合わせがあったときは駐留軍等労働者労務管理機構へ案内をしているということであります。西海市としても募集案内の情報を市民に伝え、決裁権のある佐世保防衛事務所には雇用について強く要望することとしたい。 また、国の防衛、国策に協力している自治体として、基地周辺住民の理解と協力は不可欠であり、友好親善関係を保ち、深めるためにも、地元雇用を米軍に強く求めることは当然の行動として要請したい。 米兵の通勤体制については、当初(LCAC施設建設受け入れ時)、船で通勤するということであった。これは受け入れ時の条件でもある。LCAC施設の駐車場スペースは40台程度と限られているため、民間の定期船、チャーター船などを使うよう米軍に申し入れをしているが、米軍から答えは返ってきておらず、回答があり次第、西海市にも伝えるということである。米兵の通勤体制については、市民の安全安心、周辺地域住民とのトラブル防止のためにも、当初の約束を守るよう強く求めていくこととしたい。 協定書の見直しについては、協定書は九州防衛局(国)との協定であり、局(国)と市において協定内容に具体的な変更点があれば、しっかりと検討するということである。運用については、米軍へ市から質問状という形で出し、これに対する回答をもらって確認をするという方法を取り、米軍が運用協定を結ぶ考えはなくても、運用内容について米軍に申し入れをすることは、何もないよりはいいのではないかという助言をいただいている。 国を防衛するという国策に加え、米国との友好関係を保つためにも、基地を抱える自治体の責務は重いところである。 4.意見 平成12年1月26日、西海町長と福岡防衛施設局長の間で「横瀬貯油所内におけるLCAC施設の整備等に関する協定書」を締結している。これは安全確保、周辺の生活環境の整備、工事の実施等について定めたものであるが、平成24年度中に迫る施設の運用開始前に、LCAC施設の運用を想定した具体的で実態に合った内容に見直しを求めていくべきである。 国においては基地対策関係予算の確保は課題であり、民生安定事業の9条交付金については4月に環境整備法の一部改正案が成立し、いわゆるソフト事業も交付の対象となった。なお、民生安定事業については整備率の向上を踏まえ、
維持管理的な要素の強いリニューアル事業のメニューを増やすなど転換を図っている。採択基準を緩和し、より使い勝手のよいものに改善されつつある。周辺住民の理解、協力を得ながら、防衛施設の安定使用を維持するため、所要の予算確保に向け、引き続き全力を挙げていくとしている。 国の思いやり予算で米軍基地従業員を確保していることを考えれば、九州防衛局(国)との協定の中に、地元住民の雇用の確保が明記されるべきである。これが明記されなければLCAC施設の運用には断固反対するという市の考えを示すべきである。地元住民の雇用の確保がなければ、基地周辺住民の理解と協力は得られない。雇用はその前提として強く認識すべきである。この点は国に説明責任がある。 民生安定事業の8条、9条についても整理をし、各部署間の連携、九州防衛局との連携を密にすることが不可欠である。この点においては、西海市行政の意識の希薄さを指摘せざるを得ない。 佐世保市の基地政策局には、行政の中に民生安定事業に関する3・8・9(サン・パチ・キュウ)事業についてのスペシャリストがいる。西海市も佐世保市に学び、各部署から問い合わせがあった際に、こういった理由をつければ防衛の予算を獲得できるといったレクチャーができるポジションの職員が必要である。 そのためには西海市においても、基地政策を積極的に推進する専門部署としての基地政策室を早急に設置すべきである。また、佐世保市、西海市は米軍基地が所在するという意味で立場を同じくしており、両市の基地政策のため、まず行政間の連絡協議会を設置して、人事交流、職員派遣、情報交換する場を持つべきである。基地政策において誰がトップでどう取り組むのか、明確にすべきである。また、我々議会側も佐世保市議会と連携する意味からも、定期的な協議ができる場を早急に検討する必要があります。 本
委員会としては今後も、モニタリングポストの設置、騒音対策、米兵の通勤経路・通勤方法、国道202号線の改良、事件・事故対策等々、基地対策に関する調査、研究を継続して行っていくことを申し添え、
中間報告といたします。
○議長(
中野良雄) これで、
LCAC等基地対策調査特別委員会の
中間報告を終わります。
△日程第35 閉会中の
継続調査申し出
○議長(
中野良雄) 日程第35 閉会中の
継続調査申し出を議題とします。 各常任
委員長から
会議規則第102条の規定によって、お手元に配布しております申出書のとおり、閉会中の
継続調査申し出があります。 お諮りします。 各常任
委員長からの
申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、各常任
委員長からの
申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
△日程第36
議員派遣
○議長(
中野良雄) 日程第36
議員派遣を議題とします。 お諮りします。
議員派遣については、お手元に配布のとおり、長崎県知事及び長崎県議会議長への要望書提出に田口昇副議長を派遣することにしたいと思います。 御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
中野良雄) 異議なしと認めます。 したがって、お手元に配布のとおり、長崎県知事及び長崎県議会議長への要望書提出に田口昇副議長を派遣することに決定しました。 これで本日の日程は、全部終了しました。 閉会にあたり、市長から挨拶の
申し出があっております。 市長の挨拶を受けます。 田中市長。
◎市長(
田中隆一) 〔登壇〕 議長の許可をいただきましたので、御挨拶申し上げたいと思いますが、議員皆様におかれましては、大変御苦労様でございました。 平成23年第3回西海市議会
定例会の閉会にあたりまして、一言御挨拶させていただきます。 今回の
定例会におきましては、条例案8件、決算認定議案12件、補正予算案5件及びその他の議案5件並びに報告案4件の合計34件の議案等を御審議いただきました。全般にわたる慎重な御審議に対しまして、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。 さて、今回の
定例会では、平成22年度の各会計の決算について御審議いただいた訳ですが、昨年度は、市内企業の堅調な実績に伴う法人市民税の伸びもあって、市税の収納額は増加を見ておりますが、昨今の我が国経済の状況に目を転じますと、御承知のとおり、過激なまでの円高基調の中で、多くの企業が大変な苦境に立たされており、この夏の政府・日銀による単独為替介入の効果も予想通り限定的なものに終わり、依然として厳しい状況が続いております。 当然ながら、市内の基幹企業においても例外ではなく、今年度以降の市民税の動向には、憂慮せざるを得ない状況となっております。 現在は、各種合併支援措置の恩恵もあり、比較的健全な財政運営を実現している本市ではありますが、今後は、今議会での審議の過程で議員各位にいただいた様々な御意見を参考にしながら、更に効率的な行財政運営の実現に向け邁進する必要があるものと、決意を新たにしたところです。 また、その他の議案の一つ一つにいただいた御意見等を念頭に置きつつ、予算の執行及び行政運営について真摯に取り組んでまいる所存です。 一般質問におきましては、環境実践モデル都市事業に対しまして、多くの議員の皆様から御質問いただきました。西海市の各地域が持つ優れた特長を最大限に活かし、まちづくりにつなげようという考えを、長崎県から認めていただいた事業ですので、これを機会に地域の魅力を更に掘り下げて行きたいと思います。 その他の案件につきましても、市の各部署及び関係機関に申し伝え、こころ豊かなまちづくりのため尚一層努力させていただきます。 以上、西海市がこれからますます勢いを増し、明るい未来を熱く語れるようなまちづくりのため、鋭意努力を重ねる決意です。今後とも、議員各位及び市民の皆様の御理解、御協力を衷心からお願い申し上げ、平成23年第3回西海市議会
定例会の閉会にあたっての御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。 平成23年9月22日 西海市長
田中隆一 ありがとうございました。
○議長(
中野良雄) これで、市長の挨拶が終わりました。 会議を閉じます。 平成23年第3回西海市議会
定例会を閉会します。 午前11時11分 閉会会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 議長 署名議員 署名議員...